アゴラマルシェ内、店舗奥の「手芸品・木工品コーナー」にて販売しております、「浜っ子共同作業所」さんの「フェリー模型」をご紹介させて頂きます。
「浜っ子共同作業所」さんは、八幡浜市で地域活動支援センターとして、障害を持った方の働く場所・お仕事の支援等をしておられます。
アゴラマルシェには、今年に入ってから、出荷を頂くようになりました。
そして、本日ご紹介させて頂く「フェリー模型」は、「河野良輔さん」という29歳の男性が作られているそうです。
「河野さん」は、幼少期から今でもフェリーが大好きで、幾度となく港に通い、フェリーを眺めていたそうです。
この「フェリー模型」は、ほぼ紙粘土で出来ており、細かい部分には、針金等を使用し、水彩絵の具で色を塗り、乾かしたところでニスを塗り、2~3週間かけて丁寧につくられているそうです。
現在は、「宇和島運輸さん」の”さくら”と”えひめ”の2種類を作られており、アゴラマルシェの店頭でも販売頂いております。
お客様からの評価も非常に高く、早くも作品を指名注文頂くこともあります。
そして、「河野さん」は、この作品を、ほぼ”何も見ず”に作り上げてしまうそうです。
頭の中に、フェリーが鮮明に記録されているのでしょう。
もはや、芸術品と言える作品ではないかと思います。
少年の頃からフェリーが大好きで、その大好きなフェリーを模型として再現し、フェリーに乗って渡ってきた人たちに喜んでもらえる。
フェリー乗り場のすぐそばの店舗ならではの素晴らしい商品だと思います。
今後も、「河野さん」の新作に注目していきたいと思います。
そして、今日も汽笛を鳴らしてフェリーは、八幡浜と大分を安全に航海しています。